4. まとめにかえて

ゆとりをもったマネープランニングをしよう

喜ぶ老夫婦の写真

出所:Ground Picture/shutterstock.com

65歳以上の夫婦世帯では、収入の中心が年金となる一方、毎月の生活費が赤字になるケースも少なくありません。

そのため貯蓄を取り崩す生活が一般的ですが、頼りになる貯蓄額は個人差が大きいことがわかりました。

現役時代は、目の前の出費や暮らしのやりくりに追われがちですが、少しずつでも将来のために貯蓄を進めておくと、老後の生活に余裕が生まれます。

例えば、毎月少額ずつ積み立てを始めるだけでも大きな一歩です。

今回の例をきっかけに、自分の資産形成の目標や計画を考えてみてはいかがでしょうか。今からのコツコツとした備えが、未来の自分への安心を作る大切なステップになるかもしれません。

参考資料

三石 由佳