6. まとめにかえて
本記事では、年金生活者支援給付金の支給要件、対象となる人、給付金額、また国民年金と厚生年金の平均年金月額についてお伝えしました。
年金生活者支援給付金は恒久的な制度で、支給の判定は前年度の所得情報などに基づいて毎年おこなわれます。要件を満たす限り、1年間継続して支給され、2年め以降の手続きは不要です。
ただし、前年度の収入が増えたりするなどして支給要件を満たさなくなると、給付金は支給されません。
老齢年金生活者支援給付金の基準額5310円を年額にすると、6万3720円となります。意外と大きな金額になるので、請求書が届いた方は手続きを早めにおこなうことをおすすめします。
12月17日には住民税非課税世帯向けの3万円支給案を含む、補正予算案が成立しました。給付金の具体的なスケジュール等はこれから決まることになるので、こちらの給付金に関しても今後のお知らせに注目しておきましょう。
