1.2 【お金持ちになったきっかけ2】趣味から本業に変化
「好きこそものの上手なれ」という言葉を体現したようなお金持ちの方もいらっしゃいます。
会社員をしながら、移動時間を使ってコツコツと小説を書いていたら、世界的な小説家になった方もいらっしゃいました。
また、子どもの頃から音楽が大好きでヴィンテージレコードなどを収集していた方が、大人になってヴィンテージレコードやそのほかの商品などを取り扱う物販関係の会社を起業してお金持ちになった方もいます。
好きなこと、興味あることは集中力や熱量が高いため、お金を稼ぐきっかけになるケースもあります。
1.3 【お金持ちになったきっかけ3】資格を取得して専門知識を身につけた
富裕層の方がお金持ちになったきっかけとして「資格の取得」があります。
資格を取得して専門知識を身につけたあと、専門職に就いたり、起業や副業をされる方が多かったです。
資格の種類は、弁護士、医師、MBA、不動産鑑定士などさまざまですが、軽い気持ちで受かるような資格ではなく、数年単位で勉強に励んでいたようです。
また、一発合格ではなく、何度も落ちたり、浪人したりして諦めずに資格を取得しお金持ちになった方もいました。
その根底にはお金を稼ぐという目的だけでなく「困っている人を助けたい」「社会に役立ちたい」という強い意志も持ち合わせているようでした。
ここまで、証券会社の元富裕層担当社員が見た、富裕層の方が「お金持ちになったきっかけ」として3つのケースをまとめてきました。
では、日本の「富裕層」における保有資産規模・世帯数はどれくらいでしょうか。次章で詳しく見ていきます。