会社員や公務員は、厚生年金に加入します。毎月の給与から天引きされる保険料が高いと不満に感じている人もいるかもしれません。
ただし、厚生年金保険料はすべてを従業員が負担しているわけではありません。本記事では、厚生年金保険料の仕組みや負担額について紹介します。
会社員や公務員で毎月の給与から厚生年金保険料が天引きされている人は、ぜひ本記事を確認してみてください。
1. 厚生年金保険料は労使折半
毎月給与から天引きされる厚生年金保険料は、実は保険料全体の半額です。
これは、厚生年金保険料が労使折半という、会社と従業員が半額ずつ負担する仕組みとなっているためです。
たとえば、毎月2万円の厚生年金保険料が給与から天引きされている人は、会社も月2万円を支払っていて、合計保険料は月4万円となります。
そのため、厚生年金保険料は従業員の負担になるだけでなく、会社の負担となることを覚えておきましょう。