2024年1月から始まった「新NISA」は、幅広い年齢層の人が利用しています。

金融庁「NISA口座の利用状況に関する調査結果の公表について」によると、2024年6月末時点で新NISA口座数は2427万6789口座となっています。

なかでも、40歳代、50歳代の利用者が多く、資産運用や財産管理の興味の高さがうかがえます。

本記事では、新NISAで毎月3万円を20年間積み立てた場合の、利回り別シミュレーションを紹介します。

合わせて投資歴のある人の新NISAに関する意識調査も見ていきましょう。

1. 【新NISA】毎月3万円を20年間運用した場合の利回り別シミュレーション

今回は、新NISAのつみたて投資枠で「毎月3万円を20年間」積み立てると、将来の資産額がいくらになるのか、利回り別でチェックしていきましょう。

2. 【毎月3万円×20年間】利回り3%で運用できた場合のシミュレーション

まず、利回り3%で運用できた場合のシミュレーションを見ていきます。

【写真5枚】毎月3万円・20年間・利回り3%で積み立てた場合のシミュレーション。2枚目は利回り5%でシミュレーション

【写真5枚】毎月3万円・20年間・利回り3%で積み立てた場合のシミュレーション。2枚目は利回り5%でシミュレーション

出所:金融庁「つみたてシミュレーター」

2.1 【毎月3万円×20年間】利回り3%で運用できた場合のシミュレーション結果

  • 将来の運用資産額:985万円
  • 元本:720万円
  • 運用収益:265万円

利回り3%は、国内インデックスファンドの投資信託やREITも選択肢の1つとなります。
定期預金よりは利回りが良いため、余裕資金の一部を新NISAで運用する方法もあります。