9. 【ご参考】コンビニの売上や客単価の推移は?

2024年11月20日、一般社団法人日本フランチャイズチェーン協会は2024年10月度の売上関連の数値を発表しています。

開示情報には、同協会の正会員7社(セブン-イレブン・ジャパンなど)の売上高、店舗数、客数などが含まれています。

10. 2024年10月分のコンビニの月次情報

10月の全店売上高は1兆92億6600万となり、対前年同月比1.9%増となりました。全店は35ヶ月連続のプラス・既存店は11ヶ月連続のプラスとなっています。

10月は販促施策等により来店客数が増加したことや、季節外れの暑さとなり、おにぎり、冷し麺、サラダ、ソフトドリンク、アイスクリームが好調に推移し、全店・既存店ともに売上高が前年を上回る結果となりました。

また、店舗数については全店で5万5695となり、10月は対前年同月比0.1%減です。

来客数については14億2806万5000人で、対前年同月比で1.5%増となっており、全店は2ヶ月ぶりのプラス、既存店は3ヶ月ぶりのプラスです。

平均客単価は706.7円で、対前年同月比で0.5%増となりました。

11. 2024年10月分のコンビニの商品別売上高

商品別の売上高(既存店ベース)は下記の通りです。

  • 日配食品:前年同月比0.1%増(売上構成比35.5%)
  • 加工食品:前年同月比3.3%増(売上構成比27.9%)
  • 非食品:前年同月比3.0%増(売上構成比32.1%)
  • サービス:前年同月比4.2%減(売上構成比4.5%)

※調査対象はJFA正会員コンビニエンスストア本部7社。セイコーマート、セブン-イレブン・ジャパン、ファミリーマート、ポプラ、ミニストップ、山崎製パンデイリーヤマザキ事業統括本部、ローソン。

参考資料

LIMO編集部