【後期高齢者医療制度】12月からマイナンバーカード一体化!年収195万円の人が払う保険料と都道府県別の保険料例
後期高齢者医療保険料がどう変わる?保険料額と、都道府県ごとの具体例をチェックしよう!
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2024年12月から、保険証がマイナンバーカードと一体化となりました。
便利になる一方で、「使い方は?」「保険料はどうなる?」と気になることも多いですよね。
そこで今回は、マイナンバーカードと保険証一体化のメリットについて解説していきます。
また、都道府県によって保険料の差がどれぐらいあるかも確認していきましょう。
1. 【有効期限に注意】8月に「後期高齢者医療制度」の保険証が更新
後期高齢者医療制度の保険証は、毎年7月末に有効期限を迎え、8月1日から新しいものが交付されます。
後期高齢者医療制度の保険証は基本的に2年ごとに更新されますが、前年は有効期限が「令和7年7月31日」となっているものが送付されています。
これは、2024年12月にマイナンバーカードとの一体化が実施されたためです。
また、一部の人については「自己負担割合」に変更がある可能性があるため、注意して確認することが必要です。
1.1 【後期高齢者医療制度】医療費の自己負担割合が変わる人もいる?
医療費の自己負担割合は、住民税課税所得などを基に毎年8月1日に見直しが行われます。
したがって、前年の所得に変動があれば、自己負担割合にも影響が出る可能性があります。
年金収入のみの方は大きな変動は少ないですが、株式や不動産から一時的な収入がある場合、その年の所得が増加し、負担割合が変更されることがあります。
税金が上がることを予想していても、医療費や介護費の自己負担が増えていることに驚くケースもあるため、注意が必要です。
2022年10月1日には、新たに「2割負担」が導入され、一部の人に影響を与えました。
- 3割負担:現役並み所得者(同じ世帯の被保険者の中に住民税課税所得が145万円以上の方がいる場合)
- 2割負担:一定以上所得のある方
- 1割負担:一般所得者等(同じ世帯の被保険者全員の住民税課税所得がいずれも28万円未満の場合など)
※世帯の状況によって基準となる所得が異なるため、詳細についてはお住まいの自治体窓口等で確認してください。
これまで1割負担だった方が2割や3割に変更される場合、実質的に医療費が2倍・3倍に増加することを意味します。
自己負担割合が増加すると、家計に大きな影響を及ぼす可能性があるため、保険証が届いた際には、自己負担割合を必ず確認することが重要です。
次章では、マイナンバーカードと健康保険証の一体化について確認します。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
元・厚生労働省担当記者(社会保障専門紙)
中央大学法学部を卒業後、東証プライム上場IT企業での法人営業を経て、厚生労働省記者クラブに所属する行政・自治体向けの社会保障専門紙記者として活動。
現在は「公的社会保障制度(年金・医療・介護)」の仕組みと、「私的資産形成(NISA・iDeCo)」の税制優遇制度を横断的に分析し、生活者のための家計防衛術を提供する編集者として活動している。
各省庁が公表する難解な一次情報(e-Gov法令検索の条文データや、総務省統計局の家計調査など)を読み解き、現役世代からシニア層までを対象に、事実に基づいた実用的な解説記事を継続的に執筆している。
このほか、専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも情報を発信している。
【経歴・専門性】
前職の専門紙記者時代には、厚生労働省本省および各地方自治体(保険者)を直接取材対象とし、現場の最前線で以下の重要政策の決定プロセスと一次情報に触れてきた。
これらの政策取材を通じ、「制度の複雑化が引き起こす、生活者のサイレントな不利益(申請漏れや制度の不知による経済的損失)」の構造を実務レベルで把握。役所の論理で構築された難解な制度設計を、IT企業時代に培ったデータ分析手法と掛け合わせることで、客観的指標(平均値ではなく中央値を用いた実態把握など)に基づく解説記事を執筆している。
【具体的な実績・保有資格・メディア掲載歴】
公的機関の一次データに依拠した客観的な記事執筆により、Yahoo!ニュース「経済ランキング」において多数の1位を獲得。具体的な執筆・担当領域における実績は以下の通りである。
- 公的年金・給付金領域:日本年金機構の公表資料に基づく「在職老齢年金による支給停止基準」や「年金生活者支援給付金の受給要件」の解説。また、国税庁のガイドラインに沿った定額減税や各種給付金の対象者判定フローの実務的整理。
- 医療・介護保険領域:高額療養費制度などの自己負担限度額の算出方法や、公的保障のセーフティネット範囲の図解解説。
- 資産運用領域:金融庁のNISA特設サイトや、iDeCo公式サイト(国民年金基金連合会)のデータに基づく税制優遇メリットの数値化。特定の金融商品の購入推奨は行わず、公的年金の不足分を補うための長期積立投資の制度整理に特化。
- 貯蓄・家計管理領域:家計調査などの官公庁統計データに基づいた、年代別・世帯年収別の貯蓄実態の論理的解説、およびインフレ時代におけるリスク管理手法の情報提供。
- 保有資格・実務知見:東京商工会議所 ビジネスマネジャー検定試験®合格。上場企業での実務経験と当資格で培った「組織マネジメント」や「コンプライアンス・リスク管理」の視点を個人の家計防衛に転用し、ビジネスパーソンが納得できる論理的な解説の裏付けとしている。
【読者へ提供する価値と発信理念】
「役所の論理ではなく、生活者の視点で制度を翻訳する」ことを発信の基本理念としている。
複雑怪奇な社会保障制度においては、制度を知らないこと自体が直接的な経済的損失に直結する。この情報非対称性を是正し、「知っていれば救われたはずの人が損をする現状をゼロにする」ことが現在の活動における最大のミッションである。
そのため、記事執筆にあたっては個人の主観や推測、投資推奨は避ける。
そのうえで、読者の生活や資産に影響を与える領域であることを自覚し、読者が「国に頼りすぎず、国を賢く利用する」ための正確で安全な判断材料を提供し、生活者とその家族を守るための実用的な知見を届け続けている。
(2026年7月13日更新)