後期高齢者医療制度は、75歳以上の方や一部の65歳以上の方を対象とした医療保険制度です。

2024年12月にマイナンバーカードと保険証が一体化となりましたが、どのようなメリットがあるのでしょうか。

今回は後期高齢者医療制度の負担割合の概要や、マイナンバーカードとの一体化について解説します。

記事後半では後期高齢者医療制度の保険料例を都道府県別で紹介しますので、参考にしてみてください。

1. 今後は「マイナ保険証」を利用することに

後期高齢者医療制度の保険証は、7月末に有効期限が切れ、8月1日に新しい保険証が交付されます。

しかし、2024年に発行された保険証の有効期限は「令和7年(2025年)7月31日」となっています。これは、2024年12月2日からの「マイナンバーカード」と健康保険証の一体化をふまえた措置です。

今後はマイナンバーカードと健康保険証が一体化されて「マイナ保険証」として利用することになります。