4. 富裕層の共通点・ライフスタイル編(3)自身の心身と向き合い、健康に気を配る

富裕層の方は、仕事に全力で取り組めるように、日頃から自身の心身と向き合い、健康に気を配る傾向にあります。

日々、ビジネスにおける重要な決断をする必要があるため、頭をしっかり働かせるために、朝ごはんをきちんと食べて、食後のコーヒーを飲むなどして、仕事モードにスイッチを切り替えるような生活をされている方が多かったです。

「昨夜は少し食べすぎてしまったな」「最近運動できていないな」など、自身の反省点を見つけたら、ヘルシーな食事に切り替えたり、軽く運動するなどして、細やかにライフスタイルの微調整をされる方もいらっしゃいます。

富裕層の方は、ビジネスやプライベートにおいても責任ある立場にある方が多いため「ベストな状態であらゆることに取り組めるよう」常に心がけていました。

5. まとめにかえて

今回は、証券会社で富裕層担当の元社員である筆者が、日本にいる資産5000万円以上の富裕層世帯の割合や、ライフスタイルにおける「富裕層の共通点3選」をご紹介しました。

純金融資産保有額が5000万円超の「準富裕層」は、日本に473万9000世帯います。

さらに多くの資産を保有している、純金融資産保有額が1億円以上5億円未満の富裕層は、139.5万世帯いることがわかりました。

また、富裕層と呼ばれるお金持ちの方は、早起きする傾向にあり、日頃からジムやヨガなど自分に合った方法で心身を整えていることが多いです。

多忙な中でも「ベストな状態であらゆることに取り組めるよう」努力されている姿勢は、ぜひ参考にしてみたいものですね。

参考資料

安達 さやか