1.3 日本に純金融資産5000万円以上の世帯…「準富裕層」は何世帯いるのか
アッパーマス層から超富裕層までは合計で1200万2000世帯となります。
こうして純金融資産みると、その額が3000万円未満の「マス層」の世帯が大部分を占めていることがわかります。
一方、富裕層の仲間入り直前の純金融資産保有額が5000万円超の世帯である「準富裕層」は473万9000世帯です。この数字を見て、「意外と多いな」「そんなにいるのか」とお考えになった方もいるのではないかと思います。
ここからは、証券会社で富裕層担当であった元社員の筆者が見てきた「富裕層の趣味」における共通点を振り返っていきたいと思います。
2. 富裕層の共通点(その1)多忙でも趣味の時間を確保する
お金持ちの方は、日頃仕事で忙しくても、趣味の時間をしっかり確保したうえでプライベートを楽しまれており、バイタリティーのある方が多かったです。
たとえ、夜遅くまで仕事や会食があったとしても、早朝から草野球やゴルフ、釣りなど、それぞれの趣味を楽しんでいらっしゃいました。
忙しくても趣味の時間を持つことで、リフレッシュでき、日々の仕事の糧になっているようでした。
また、「面白いよ」「一緒にやりましょう」など、他の人の趣味に誘われた場合も、快く返事をしてチャレンジされる方が多かったです。