4. 【国民年金・厚生年金】年金の個人差はどれくらい？平均額を確認
厚生労働省年金局が発表した資料を参考に、年金の個人差はどれくらいあるのか確認していきます。
4.1 【全年齢】国民年金の平均月額と受給額ごとの人数
まずは、国民年金から確認していきましょう。
- 〈全体〉平均年金月額：5万7584円
- 〈男性〉平均年金月額：5万9965円
- 〈女性〉平均年金月額：5万5777円
4.2 受給額ごとの人数（全体）
- 1万円未満：5万8811人
- 1万円以上～2万円未満：24万5852人
- 2万円以上～3万円未満：78万8047人
- 3万円以上～4万円未満：236万5373人
- 4万円以上～5万円未満：431万5062人
- 5万円以上～6万円未満：743万2768人
- 6万円以上～7万円未満：1597万6775人
- 7万円以上～：227万3098人
国民年金の平均月額はおおよそ5万円台で、ボリュームゾーンは6万円から7万円ほどです。
とはいえ、1万円未満の支給額の人もいれば、7万円以上を受け取っている人もいます。
ただし、国民年金の保険料は一律であり、2024年度の国民年金の満額は月額6万8000円となっているため7万円以上もらうのは珍しいと言えるでしょう。
年金額は毎年少しずつ見直されていますが、この金額は目安として参考になるでしょう。
