4. 闇バイトに加担してしまう流れ

昨今では、SNSでのアルバイト広告が増えています。
急に大量のお金が欲しくなった場合など、焦って周りが見えていない時にこうした闇バイトに引っかかりやすいのでは、と思います。

ここで、警察庁が発表している資料から、「闇バイト」に応募してから検挙されるまでの流れを見てみましょう。

こちらの資料では、複数の検挙された事例が具体的に載っています。

  • 「危険を冒して次々と犯罪を実行したにもかかわらず、一切の報酬が支払われなかった」
  • 「警察に密告された結果、逮捕されてしまった」

といった事例に見られるように、犯行グループは約束の報酬を元から支払うつもりはなく、都合よく利用した後、簡単に「捨て駒」として切り捨てます。

また、契約時に免許証や保険証の画像を要求することで、個人が逃げられないように脅したり、家族にも脅迫が及ぶなどの問題も発生するそうです。

警察庁では公式ホームページ内に「いわゆる「闇バイト」の危険性について」というまとめページを作っています。相談窓口なども記載されていますので、万が一巻き込まれてしまった場合は気づいたときに、すぐに相談することが大切です。