クボタの給料はどのくらいか企業年収給与研究シリーズ

シリーズでお伝えしている「企業年収給与研究」。最新の有価証券報告書をもとに注目企業の従業員の年収・給与や従業員数を見ていきましょう。今回は世界的な農業機械メーカー、クボタです。

クボタの平均年間給与はいくらか

クボタ（提出会社）の2017年12月31日時点での平均年間給与は792.2万円と700万円を超えています。また、従業員の平均年齢は40.5歳となっており若干ですが40歳を上回っています。平均勤続年数は15.5年となっています。

有価証券報告書の提出会社（単体）の従業員数は2017年12月31日時点で1万1266名。単体で1万1000人以上の従業員数がいます。単体のセグメント別従業員数は以下の通りです。

また、連結の従業員数は3万9410名。セグメントごとの内訳は以下の通りです。

クボタ（連結）の業績推移についても見ておきましょう。

まず、売上高ですが、過去5年間をみると増収傾向にあります。2013年3月期は1兆2215億円、2015年12月期は決算期変更により1兆2447億円となっておりますが、2017年12月期には1兆7515億円まで増加しています。

税金等調整前当期純利益については、売上高とは異なり、ほぼ横ばいで推移しています。2014年3月期は2123億円、2015年12月期は決算期変更により1695億円でしたが、2017年12月期は2129億円となっています。

当社株主に帰属する当期純利益も税金等調整前当期純利益と同様、ほぼ横ばい傾向にあります。2014年3月期は1326億円、2015年12月期は決算期変更により1101億円でしたが、2017年12月期は1364億円となっています。

年収や給与といった金銭面での条件は仕事をする人にとっては誰もが気になる要素ではないでしょうか。金銭面での処遇以外にも、働きがいや働きやすさといった職場環境が大事なのは言うまでもありません。

ただ、年収や給与などの「お金」の話は親しい仲でも聞きにくいというのが実際ではないでしょうか。こうしたデータが就職活動や転職活動の参考になれば、幸いです。

平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでいます。また、従業員数は、社外からの出向者を含み、社外への出向者は含みません。

日本証券業協会によれば、有価証券報告書は「金融商品取引法に基づいて上場会社が事業年度ごとに作成する会社内容の開示資料です。株式を上場している会社は、各事業年度終了後、3か月以内に財務局長および上場証券取引所に有価証券報告書の提出が義務付けられています」とされています。

LIMO編集部