後期高齢者医療制度の保険料はいくらなのでしょうか。
それまで加入していた健康保険組合や国民健康保険などから、誰もが切り替えて加入する公的保険ですが、保険料が上がるのか下がるのか気になる人も多いと思います。
本記事では、原則として75歳から加入する「後期高齢者医療制度」にフォーカスをあてて解説します。
※後期高齢者医療制度は都道府県ごとの運営のため、お住まいの地域や所得によって異なります。個別の相談にはお答えできません。
1. 「後期高齢者医療制度」概要をわかりやすく解説
後期高齢者医療制度とは、日本における公的健康保険のうちのひとつです。
1.1 後期高齢者医療制度の加入者
公的健康保険にはいくつか種類があり、働き方等によって決まっています。
- 協会けんぽ…中小企業で働く従業員
- 組合管掌健康保険…大企業で働く従業員
- 共済組合…公務員や私立教職員
- 船員保険…船員
- 国民健康保険…上記にあてはまらない無職や自営業の人など
こうした保険に加入していた人でも、原則として75歳を迎えると、誰もが後期高齢者医療制度に加入することとなります。