2.2 「男性と女性(正社員の場合)」の平均給与の違いは?
2023年のデータによると、男性の平均給与は569万円、女性は316万円で、その差は254万円となりました。
参考までに、前年のデータでは、男性が563万円、女性が314万円で、差は249万円でした。
上記から、男女ともに平均給与は前年を上回っていますが、それでも男女間の給与格差は拡大していることが分かります。
3. 業種別に平均給与の違いを確認
平均給与は業種によっても異なります。
国税庁の同調査による、業種別の平均給与は以下のとおりです。()カッコ内は平均賞与
- 電気・ガス・熱供給・水道業:775万円(139万円)
- 金融業・保険業:652万円(149万円)
- 情報通信業:649万円(120万円)
- 学術研究・専門・技術サービス業・教育・学習支援業:551万円(100万円)
- 建設業:548万円(81万円)
- 複合サービス事業:535万円(117万円)
- 製造業:533万円(103万円)
- 運輸業・郵便業:473万円(63万円)
- 不動産業・物品賃貸業:469万円(63万円)
- 医療・福祉:404万円(52万円)
- 卸売業・小売業:387万円(54万円)
- サービス業:378万円(43万円)
- 農林水産・砿業:333万円(44万円)
- 宿泊業・飲食サービス業:264万円(16万円)
全体平均:460万円(71万円)
最も高い平均給与を得ているのは、電気・ガス・熱供給・水道業で775万円となっており、次いで金融業・保険業が652万円、情報通信業が649万円となっています。