5. まとめにかえて
本記事では2024年9月25日に国税庁が発表した調査資料をもとに、民間企業の平均給与について解説しました。
平均給与は、対前年比からすると増加しているものの0.4%と微増となっています。
全国の最低賃金は1055円で51円増加していますが、大幅な引き上げとはなりませんでした。
2014年度以降、平均給与460万円は最高水準となりましたが、正規・非正規・男女別の格差は広がっています。
また、業種による差も大きく、平均給与である460万円を下回っている業種もあります。
ひと昔前までは、就職した企業に定年まで勤める終身雇用や年功序列が多数を占めていました。
しかし、近年は転職市場も活発で、柔軟な働き方やご自身のスキルに合わせて、環境を変える方も増えてきています。
また、本業とは別に隙間時間で仕事や副業を認めている企業も増えてきており、雇用主側も柔軟に対応できるようになってきました。
これから、キャリアップや転職を考えている方は、本記事でご紹介した平均給与データも参考にしてみてください。
参考資料
入慶田本 朝飛