老後に受け取れる年金見込額は、毎年誕生月に送られてくる「ねんきん定期便」やインターネットサービス「ねんきんネット」で確認できることをご存知でしょうか。
ただし、これらに記載された金額がそのまま振り込まれるわけではなく、実際には「税金」や「社会保険料」が天引きされた状態で支給されます。
では、年金から天引きされる費用にはどのようなものがあるのでしょうか。
本記事では、年金にかかる税金や社会保険料について詳しく紹介していきます。
「年金から税金・社会保険料が天引きされないケース」についても紹介しているので、あわせて参考にしてください。
1. 【一覧でチェック】年金から天引きされる「4つのお金」とは?
冒頭でもお伝えしたように、老後に受け取る年金からも、現役時と同様に税金や社会保険料が天引きされます。
年金から天引きされる税金・社会保険料は、下記4つです。
【年金から天引きされる税金・社会保険料】
- 所得税
- 住民税・森林環境税
- 健康保険料(国民健康保険料・後期高齢者医療保険料)
- 介護保険料
それぞれ詳しく解説していきます。