1.2 うち「児童のいる世帯」の結果一覧
- 大変苦しい:28.5%(前回22.9%)
- やや苦しい:36.5%(前回31.7%)
- 普通:31.5%(前回39.0%)
- ややゆとりがある:3.1%(前回5.4%)
- 大変ゆとりがある:0.4%(前回0.9%)
1.3 高齢者世帯に限定した結果一覧
- 大変苦しい:26.4%(前回18.1%)
- やや苦しい:32.6%(前回30.2%)
- 普通:36.7%(前回45.1%)
- ややゆとりがある:3.9%(前回2.5%)
- 大変ゆとりがある:0.4%(前回0.8%)
高齢者世帯に限定すると、2022年時点での調査では「大変苦しい」「やや苦しい」の合計が48.3%でした。それが59%になったということは、つまり、この1年で10%以上増加しています。
一因としては、物価や光熱費の高騰などが考えられます。
実際、年金は2.7%の増額となったものの、それを上回る物価上昇が進んだために年金の実質的な価値が目減りしています。
このような状況では、高齢者世帯の生活がますます厳しくなるのは避けられません。特に固定収入に頼る高齢者世帯にとっては深刻な問題です。
次章にて、厚生年金や国民年金がどれくらいなのか、実際の平均額を見ていきます。