4. 「富裕層の3つの共通点」とは

富裕層にはある共通点があるようです。

では、その3つとはいったいなんでしょうか。詳しく見てみましょう。

4.1 その1:知的好奇心が旺盛

本物の富裕層は、興味を持つ対象の幅が広いようです。

仕事やプライベートの場面で、様々なことに対して情報を吸収するためのアンテナを広く張っています。

また、情報を吸収する際に否定的な態度を取らず、何事にも「それは何?」と知ろうとする姿勢があります。

このような姿勢が、知識の幅を広げ、ビジネスに役立つことが多いのです。

4.2 その2:「自分ならできる!」と自信を持っている

富裕層は「自分のビジネスをどのように展開していきたいか」や「将来どうなりたいか」について明確な目標を持っています。

その目標に対して「自分はできる」と自信を持ち、夢の実現に向けて前向きに取り組んでいます。

また、家族や信頼できるパートナーがそばにいることも特徴です。

4.3 その3:地道に努力する

筆者が実際に会った60歳代や70歳代の資産家の多くは、20歳代から毎月少しずつ貯金していました。

富裕層になるためには、若い時から長い時間をかけて少しずつお金を貯める方法と、自分でスキルアップして収入を増やしたり、起業するなどして経済的な豊かさを得る方法があります。

どちらの方法も、時間をかけてコツコツ努力することが必要です。

富裕層になりたいと思ったら、具体的な目標を信頼できる友人などに宣言するのも良いかもしれませんね。

5. まとめにかえて

今日は、純金融資産1億円以上を持つ富裕層の割合や、彼らが大事にしている価値観についてお話ししました。

富裕層に共通しているのは、「現状に満足せずに常に向上心を持つ」という姿勢です。これは、お金持ちじゃなくても日々の生活に取り入れられる部分があるかもしれません。

もちろん、いきなり富裕層になるのは難しいでしょうが、何か一つでも興味を持って学ぶことなら、始められそうですよね。

老後の資金準備についても同じで、できることからコツコツが大事です。たとえば、以下の2つが基本です。

  1. 自分の老後にいくら必要かを知る:必要な金額が分かれば、そこから逆算して「今からいくら積み立てれば安心できるのか」が見えてきます。
  2. 自分に合った資金準備の方法を選ぶ:「みんながNISAやiDeCoやってるから、私も!」と飛びつくのではなく、それが本当に自分に合うかどうかも考えてみることも大事です。リスクが高く感じるなら、他の選択肢も検討するのもいいでしょう。

お金の話って、ちょっと難しそうで後回しにしがちですが、将来の安心のために、今できることを少しずつ始めてみてはいかがでしょうか。