2. 積立投資は20年以上を目安に
積立投資は長期間続けることによって分散投資や複利の効果が大きくなるため、結果的に元本割れする可能性が低くなります。
金融庁の資料を見ると、投資期間が5年間と20年間の場合では、元本割れの頻度が大きく異なることがわかります。
上のグラフは、1989年以降、毎月同じ金額ずつ国内外の株式と債券に積立投資を行ったケースです。
投資期間が20年以上の場合、1度も元本を割れていないことがわかります。あくまでも過去のデータを基に計算されたものですが、長期投資がリスク軽減に与える効果の大きさがよくわかります。
それでは、積立投資を20年間行ったケースを想定し、積立金額・利回り別のシミュレーション結果を見ていきましょう。
3. 積立金額「3・5・10万円」、想定利回り「3・5・9%」でシミュレーション
金融庁「つみたてシミュレーター」より、毎月の積立額を「3・5・10万円」、想定利回りを「3・5・9%」、積立期間を20年間と想定し、それぞれのケースでシミュレーションを行いました。
※本シミュレーションは実際の運用結果を保証するものではありません。