5. 老後になっても好きなことをするためには?

老後になっても好きなことをするためには?

かわいい猫の写真

Bohemius/shutterstock.com

年齢を重ね、色々な経験を積むことで自身の「趣味(好きなこと)」は明確になっていくものです。人それぞれ、趣味が異なることもまた一つの良さとも言えるでしょう。

若い頃は「金銭面」「時間面」を理由にできなかったことも、老後になったことでできることもまたあるでしょう。

「老後生活は好きなことをしていたい」「現役時代は忙しくて我慢していたが猫を飼ってみたい」など、色々な理想があります。

まずは、現在のシニア世代の楽しみについて簡単に見ていきましょう。

「シニアの生活意識調査2023(ソニー生命調べ)」によると、全国のシニア(50歳~79歳)の男女1000名に現在の楽しみを聞いたところ、1位「旅行」(39.9%)、2位「テレビ/ドラマ」(38.4%)、3位「グルメ」(27.1%)4位「映画」(25.6)、5位「読書」(23.3%)になったとのこと。

このランキングすべてに共通して必要なものは「お金」です。

本記事では「ペットを迎える」という理想にフォーカスをあてましたが、どのような理想でも少なからずお金が必要になるでしょう。

老後生活の収入源は「年金収入」と「預貯金の取り崩し」が一般的です。年金収入は現役時代の収入や加入期間によって金額が異なり、預貯金額は若い頃からの努力の積み重ねとでも言えるでしょう。

「老後生活に好きなことをしたい」「お金に困りたくない」という人は若い頃からの努力・準備が必要不可欠と言えます。

一方、どんな方法でお金を貯めたら良いか分からないという人もいるでしょう。

「定期預金」「資産運用」「不動産投資」など今の日本には多くの方法が存在します。

筆者は多くのお客様の金銭相談に乗ってきましたが、その中でも「どの方法が自分に合っているか分からない」という回答が多くありました。

お金を貯めるにあたり、一番大切なことは「自分に合っている方法を選ぶ」ことがなによりも大切なのです。

本記事をきっかけに老後生活について考えていただけたら幸いです。

参考資料

長井 祐人