【日本に何パーセント？】「純金融資産1億円以上」の富裕層の割合を確認！日本で富裕層が増え続ける2つの理由【お金のプロが語る】富裕層の3つの共通点とは

3. 【金融のプロが解説】富裕層の3つの共通点

ここからは、金融のプロである筆者が考える「富裕層の共通点」をお伝えしたいと思います。

富裕層は、資産の管理や運用に対して非常に慎重な姿勢を持っており、リスクを分散させるために、さまざまな視点から検討し、資産を常に監視しています。

2024年から新NISAが始まりましたが、「なんとなく周囲に合わせて米国株ばかり購入している」という方も少なくないでしょう。

しかし、安定的な資産運用を実現するためには、資産の組み合わせ（ポートフォリオ）を適切に管理することが重要です。

自身のポートフォリオを見直し、リスク分散が適切に行われているかどうか確認してみることをおすすめします。

前述した調査によると、日本の富裕層の多くは「事業オーナー」、つまり起業家であるケースが多く、金融資産が1億円から5億円の富裕層の、約3分の1が事業オーナーであるというデータも示されています。

また、富裕層は金融機関など多くの専門機関に相談した経験があり、困ったときには「頼りになる専門家」がいることが明らかになっています。

現代ではインターネットを通じて多様な情報が簡単に得られますが、やはり「その分野の専門家」に相談することが、効率的な資産形成への最短の道なのかもしれません。