2. 国民年金と厚生年金、みんなは毎月どのくらいもらっている?
年金暮らしの方は、毎月どの程度の年金を受給しているのでしょうか。厚生労働省の資料をもとに解説します。
2.1 国民年金の平均月額
厚生労働省の「厚生年金保険・国民年金事業の概況(令和4年度)」によると、老齢基礎年金(国民年金)の平均額は下記のとおりです。
- 2018年度:5万5809円
- 2019年度:5万6049円
- 2020年度:5万6358円
- 2021年度:5万6479円
- 2022年度:5万6428円
国民年金のみの場合、受給額は5万円程度しかありません。
これでは毎月の家計を支えるのは不可能だということが分かります。
自営業者など国民年金のみ受給する場合、他の手段で生活費を補填する必要性が高くなります。