突然ですが、老後に向けての貯蓄はしていますか。
子供の教育資金や住宅購入資金等、直近の支出には備えているけど、老後の準備はできていないというご家庭もあるかもしれませんね。
ただ、老後に向けた貯蓄は期間が長く取れる分、なるべく早く備えることで、毎月の貯蓄が少額でも、しっかりと貯めることができます。
そのため、毎月の貯蓄は目的別に3つに分けるといいでしょう。
1つ目はいつでも引き出せるお金です。
例えば、病気やケガで医療費が掛かってしまった場合、何十万~何百万と必要になってしまうので、いつそうなってしまっても治療ができるよう、備えておきたいですね。
2つ目は中期的な出費に備えるお金です。
お子様の学費や住宅購入資金、リフォーム代など、5~10年先に使うお金のための貯蓄になります。
3つ目は老後のためのお金です。
それぞれの家庭の生活水準によって備えておきたい金額は変わりますが、年金だけでは不足するであろう月額×12か月×退職してから平均寿命までの年数で総額が出せます。
今回は3つ目の老後に焦点を当て、現役生活のラストスパートとなる50歳代がどのくらい貯金が出来ているかや、公的年金の平均月額を載せています。
50歳代の現状を見つつ、ご自身の老後対策を考えていきましょう。