3. 福井県初の竜王戦開催で大盛り上がり!あわら市とは
福井県初の竜王戦開催となるあわら市は、福井県の最北端に位置しています。
あわら温泉は140年以上の歴史を誇り、「関西の奥座敷」とも呼ばれる名湯。長く関西圏の人々から観光地として愛されてきました。
2024年3月16日には北陸新幹線が延伸され、芦原温泉駅が開業。主要高速道路からのアクセスも良好です。
4. 第3局は10月25、26日京都対局!世界遺産の仁和寺で開催
第3局は10月25、26日に京都市右京区の「総本山仁和寺 御所庭園 宸殿」で行われます。
同所で竜王戦が開催されるのは6年連続となり、ファンにとってはおなじみの場所。仁和寺は世界遺産にも登録されており、荘厳な雰囲気が見どころです。
藤井竜王、佐々木八段、どちらが一歩リードするのか、目が離せません。
5. 22歳・藤井聡太七冠は2年連続で1億円プレイヤー!最新の賞金・対局料ランキング
将棋棋士の収入を大きく左右するのは対局料と賞金です。
本棋戦の優勝賞金額は非公表ですが、タイトル戦最高額である竜王戦は優勝賞金が4400万円。第一線で活躍すれば1億円プレイヤーも夢ではありません。
2024年2月5日に日本将棋連盟が発表した、2023年の「年間獲得賞金・対局料ベスト10」をご紹介します。
- 藤井 聡太八冠 1億8634万円(+6429万円)前年1位
- 渡辺 明九段 4562万円(▲2501万円) 前年2位
- 永瀬 拓矢九段 3509万円(▲1159万円) 前年4位
- 広瀬 章人九段 3066万円(+900万円) 前年6位
- 羽生 善治九段 2604万円(―) 前年ランク外
- 豊島 将之九段 2223万円(▲2848万円) 前年3位
- 菅井 竜也八段 1959万円(▲11万円) 前年7位
- 佐々木大地七段 1881万円(―) 前年ランク外
- 稲葉 陽八段 1781万円(+201万円) 前年10位
- 伊藤 匠七段 1728万円(―) 前年ランク外
※金額は推定、カッコ内は昨年からの変動額。肩書は発表当時。
藤井聡太七冠が自身の最高額を更新し、2年連続で1位&1億円プレイヤーとなりました。今年のランキングはどう変動するのか注目です。
参考資料
- 福井県あわら市「竜王戦翌日、あわら温泉『芦湯』でフォトセッション!2種類の源泉と福井の笏谷石を使った足湯で癒やしを」
- 日本将棋連盟「藤井聡太竜王VS佐々木勇気八段 第37期竜王戦七番勝負第2局 佐々木八段の勝利」
- 日本将棋連盟「年間獲得賞金・対局料ベスト10」
中井 里穂