3. 【インバウンド】1人当たりの旅行支出は?
全国籍・地域の訪日外国人(一般客)1人当たりの旅行支出は23万9000円と推計。国籍・地域別に見ると、フィリピンは18万4817円で、2019年同期比で55.1%増、前年同期比で7.0%増という結果になりました。
また、フィリピン人の旅行者数は19万9932人で、フィリピン人の消費額(1人当たりの旅行支出✕フィリピン人の旅行者数)は370億円という数値を出しています。
フィリピン人の平均泊数は18日で、1人当たりの総額は18万4817円。宿泊費5万8810円、買物代5万5083円、飲食費4万1235円、交通費2万1236円、娯楽等サービス費8454円、その他0円となりました。
3.1 フィリピン人の1人当たりの旅行支出
- 宿泊費:5万8810円
- 買物代:5万5083円
- 飲食費:4万1235円
- 交通費:2万1236円
- 娯楽等サービス費:8454円
- その他:0円
- 総額:18万4817円
4. 【インバウンド】フィリピンは今後も増加の見通し
今回は、2024年4~6月期の全国調査結果からフィリピンの消費動向についてご紹介しました。
フィリピンは、1人当たりの旅行支出の総額は平均よりやや低めですが、特に宿泊費を使用していることが分かりました。2024年の秋以降も引き続き、フィリピンからの訪日観光客の増加が予想されます。
参考資料
成瀬 亜希子