現在の日本では、定年となり年金受給によって生活が支えられている人が多く居ます。厚生労働省による統計結果によると、2022年時点での老齢年金の受給者数は、およそ4932万人です。
このように多くの人の老後の生活資金となる年金について「自分はどのくらい受給することができるのだろう」と疑問に感じて調べる人も多いのではないかと思います。
受給額の平均や計算方法は、検索をすることで出てきますが、その「受給額」が全て受け取れるわけではないことをご存知でしょうか。
年金を受給するときは、原則として年金額から「4種類の税金・保険料」が天引きされ、控除されたあとの額が手取りの受取金額となります。今回は、受給する厚生年金と国民年金から天引きされるものについて1つずつ解説します。ぜひ参考にしてください。