【厚生年金と国民年金の違いを徹底解説】天引きされるお金の内訳は？額面・手取りを棒グラフで比較！老後の収入源「年金」の仕組みをわかりやすく解説！厚生年金と国民年金の違いを整理し、平均額をグラフでチェック

2. 10月支給の「年金手取り額」が変わる理由とは

年金手取り額が変わる理由として、主に「天引きされる金額の変動」が挙げられます。

天引きされるお金には、以下の項目が含まれます。

所得税以外の天引き額は「前年の所得」に基づいて決定され、確定するのは6月〜7月頃です。

つまり、4月〜8月の年金が支給される時点では、まだ本年度に徴収される所得税額が決まっておらず、仮徴収として前年度と同額が天引きされます。

そして、10月から本徴収が始まるため、このタイミングで手取り額が変わる場合があります。※自治体によってスケジュールは異なります。

年金の仮徴収と本徴収

つまり、所得の状況により、天引き額が増えることで手取り額が減る人もいれば、反対に天引き額が減ることで手取り額が増える人もいるのです。