2. 【最新データ】平均年金受給額は1世帯あたり約200万円
厚生労働省の「2023年調査 国民生活基礎調査」によると、高齢者世帯における平均の公的年金・恩給の額は「191.9万円」、つまり約200万円という結果でした。
また、年金を受け取っている高齢者世帯のうち、年金だけで生活している世帯の割合は約4割でした。
実際に高齢者は、現在の生活についてどのように感じているのかを見てみましょう。
- 大変苦しい:26.4%
- やや苦しい:32.6%
- 普通:36.7%
- ややゆとりがある:3.9%
- 大変ゆとりがある:0.4%
約6割の高齢者世帯が、生活に苦しさを感じていることがわかります。
もちろん、年金受給額や生活水準などの個別要素が影響しますが、年金だけでの生活はかなり制約を受けることが感じ取れる結果といえるでしょう。