5. 厚生年金の平均受給額
次は、厚生年金の平均受給額について。次の図表は60歳～69歳の厚生年金の平均月額です。
60歳～69歳：厚生年金の平均月額
- 60歳：厚生年金9万4853円
- 61歳：厚生年金9万1675円
- 62歳：厚生年金6万1942円
- 63歳：厚生年金6万4514円
- 64歳：厚生年金7万9536円
- 65歳：厚生年金14万3504円
- 66歳：厚生年金14万6891円
- 67歳：厚生年金14万5757円
- 68歳：厚生年金14万3898円
- 69歳：厚生年金14万1881円
次の図表は70歳～79歳の厚生年金の平均月額です。
70歳～79歳：厚生年金の平均月額
- 70歳：厚生年金14万1350円
- 71歳：厚生年金14万212円
- 72歳：厚生年金14万2013円
- 73歳：厚生年金14万5203円
- 74歳：厚生年金14万4865円
- 75歳：厚生年金14万4523円
- 76歳：厚生年金14万4407円
- 77歳：厚生年金14万6518円
- 78歳：厚生年金14万7166円
- 79歳：厚生年金14万8877円
次の図表は80歳～89歳の厚生年金の平均月額です。
80歳～89歳：厚生年金の平均月額
- 80歳：厚生年金15万1109円
- 81歳：厚生年金15万3337円
- 82歳：厚生年金15万5885円
- 83歳：厚生年金15万7324円
- 84歳：厚生年金15万8939円
- 85歳：厚生年金15万9289円
- 86歳：厚生年金15万9900円
- 87歳：厚生年金16万732円
- 88歳：厚生年金16万535円
- 89歳：厚生年金15万9453円
このように、国民年金と厚生年金の受給額には大きな差があり、さらに厚生年金受給者の間でも、年代によって意外に大きな差が生じていることがご理解いただけるかと思います。
6. まとめにかえて
国民年金や厚生年金の年代別・男女別の受給額について、具体的な金額が見えてきたかと思います。
これらのデータから、公的年金のみでは老後の生活を十分に賄うことが難しい現実が浮かび上がりました。特に、物価の上昇や少子高齢化に伴う社会保険料の増加を考えると、将来の生活費に対する準備が急務であることがわかります。
今から計画的に準備を進めることで、将来の生活の安定を図ることが可能です。安心して老後を迎えるために、いますぐ自分に合ったライフプランを考え始めましょう。
参考資料
石川 美香
