3.2 貯蓄が苦手な人は必見!先取り貯蓄とは?
先取り貯蓄とは、給料が振り込まれた際に「貯蓄分を先に別口座に移す」方法です。
日常の生活費やお小遣いを先に整理してしまうと、月によって貯蓄額が変動する可能性が高く、思っていたよりも貯蓄できなくなるケースがあります。
しかし先取り貯蓄を活用すれば、毎月決まった金額を確実に貯めることができ、安定して目標額を達成するのに役立つでしょう。
まずは収入の5〜10%を目安に、先取り貯蓄を始めてみてはいかがでしょうか。
4. 自分の年収は多い?少ない?最新データから確認してみよう
本記事では、年収600万円以上の割合について詳しく解説していきました。
給与所得者の中で年収600万円以上の割合は23%ですが、実際は年代によってこの比率は大きく変動します。
ご自身の年収が「多いか・少ないか」を知りたい場合は、本記事で紹介した「年齢階級別の平均給与」を参考にすると良いでしょう。
もし、今の年収に不満があったり少ないと感じたりした場合、スキルアップや転職を検討するのも一つの方法です。
適切なタイミングでのキャリアチェンジは、年収アップにつながる可能性があるため、早い段階から情報収集しておくことをおすすめします。
参考資料
- 国税庁「令和5年分 民間給与実態統計調査」
- 金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和5年)」
- 金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](令和5年)」
太田 彩子