2. 106万の壁|扶養内で働きたい方の年収の壁
社会保険への加入対象になるのは、月額賃金8万8000円以上の方なので、年収にすると約106万円の方となります。
106万円を超えた場合は扶養から外れ、社会保険に加入して、健康保険料や厚生年金保険料を自分で納める必要があります。その分、手取り額が減ってしまうため、扶養の範囲内に抑えたい方もいるでしょう。
扶養から外れずに働きたい場合は、収入106万円を超えないように調整が必要です。このように、社会保険への加入が義務付けられるかどうかのボーダーラインが「106万円の壁」です。
3. 社会保険の適用拡大の条件を詳しく
社会保険の適用拡大の対象になるのは、年収106万円が目安になりますが、そのほかにもチェックすべき項目があります。
- 勤務先が「従業員数51人以上の企業」かどうか
- 週の所定労働時間が20時間以上か
- 月額賃金が8万8000円以上か
- 2ヵ月を超える雇用の見込みがあるか
- 学生かどうか
各条件について詳しく確認していきましょう。