3.4 オステオスペルマム[常緑]

花色や花形のバリエーション豊富な「オステオスペルマム」

オステオスペルマムの花。中心が紫外側が黄色のおしゃれなグラデーション

Michael O'Reilly/shutterstock.com

絵本の中から飛び出してきたようなオシャレな花を咲かせるオステオスペルマム。春と秋、株を覆うように花を咲かせ、存在感はバツグン。寄せ植えのメインとしても楽しめる多年草です。

品種が多く、花の形や色もとっても豊富。八重咲きタイプや、細長い花弁がスプーンのような形をしたユニーク派などもおすすめです。

鮮やかなビタミンカラーや大人キュートなアプリコット、清楚なホワイトやピンクなど、お庭のイメージに合わせて選んでみましょう。紫から黄色など、グラデーションの色味が絶妙な品種も素敵ですよ。

高温多湿や寒さにやや弱いため、鉢植えで育てるのがおすすめ。真夏は半日陰で管理し、冬は霜が当たらない軒下などに移動すると、夏越しや冬越しが簡単です。

開花期は日向に置き、定期的に肥料を適量与えて、ときどき花がら摘みをすると花つきがよくなります。

※参考価格:600~1000円前後(3~3.5号ポット苗)

4. 「ほぼ植えっぱなし」でもキレイな花を毎年楽しみたい人へ

今日は、ローメンテナンスが嬉しい、秋植えの多年草の花を紹介しました。

来年も元気に育ってくれるように、寒くなる前に植え付けを済ませてしっかり根付かせておきましょう。秋に美しい花を咲かせるためには、風通しのいい場所に植えて、夏の蒸れに気をつけるのがコツです。

秋に咲く多年草をお庭に迎えて、野趣あふれるその美しさを楽しんでみませんか。

LIMO編集部