1.2 家の近くに川や山がある

近年は水災が増加して地域による災害リスクの差が顕著になっているため、全国一律の保険料であることに不公平感が増しています。

そのため地域ごとに水災の保険料率が5区分に細分化され、災害リスクに応じて市町村単位で料率を変えるという改定が加えられています。

家が川や山の近くにある場合には、河川の氾濫や土砂崩れなどによる水害発生リスクが高くなるため、現在水災補償を付けていない場合には2024年10月以降に新たに水災補償を付けて契約すると、保険料が大幅に上がってしまいます。

したがって改定が適用される前に、現在加入している火災保険の内容を一度見直してみると良いでしょう。

1.3 現在の契約に水災補償を付けている

現在水災補償を付けている方であっても水災発生のリスクが高い地域に住んでいる場合には、前述した理由から改定後の保険料が大きく値上がりする可能性があります。

複数の保険会社へ見積もり依頼をして、各社の保険料を比較するようにしましょう。