年金は原則として偶数月の15日に支給され、10月15日は年金支給日となります。

2カ月分の年金がまとめて振り込まれるので、楽しみにしている方は多いでしょう。

しかし、初めて老齢年金を受給する方は「思っていた額と違う」と驚くかもしれません。

年金の支給額と振込額は別物。所得税や住民税などが引かれることに注意が必要です。

この記事では、老齢年金から引かれる項目についてわかりやすく解説しますので、「こんなはずじゃなかった」とならないよう備えておきましょう。

1. 老齢年金の支給の仕組みや差し引かれる項目

支給の際に、以下の項目が年金から差し引かれます。

  • 所得税
  • 住民税
  • 国民健康保険料
  • 介護保険料
  • 後期高齢者医療保険料

人によってどれが差し引かれるかは異なります。

ここからは、それぞれの内容について見ていきましょう。