4. 年金の天引きへの対処方法

年金が天引きされる割合は個人によって異なりますが、額面の10%程度がおおまかな目安です。

額面が1カ月あたり16万円の場合、1万6000円が天引きされることになります。

ここからは、減った分をどのように穴埋めするかの対処方法を解説します。

4.1 資産運用をする

まとまった資産がある方は、資産運用によって補填する方法を選べます。

シニアになってからの資産運用は、「大きなリスクをとらない」よう心がけましょう。

また、NISA口座で運用すれば、発生した利益に税金がかからないためお得です。

NISA「運用益が非課税に」

NISA「運用益が非課税に」

出所:金融庁「NISAを知る」

ただし、「投資」においてはリスクがゼロになるわけではないため、損失が発生する可能性があることは理解しておきましょう。

4.2 パート・アルバイトをする

資産運用が難しい方は、働いて収入を補填することになります。

年金の手取り減少分を補填する程度であれば、短時間の勤務で十分でしょう。

さまざまな業種で人手不足の状態が続いているため、シニアも歓迎する職場が増えています。