10月15日は厚生年金の支給日です。厚生年金では税金や社会保険料が控除されるため、通常額面をそのまま受け取ることはできません。

今回は年金から引かれる税金や保険料について解説します。

1. 10月15日は2024年5回目の年金支給日

日本の公的年金は、2カ月に1度支給される仕組みとなっています。基本的には偶数日の15日に支給される仕組みなので、具体的な支給日は次のとおりです。

  • 2月15日
  • 4月15日
  • 6月15日
  • 8月15日
  • 10月15日
  • 12月15日

2カ月分がまとめて支給されるため、一度にまとまった費用を受け取れる方もいるでしょう。

なお、2022年度末時点での厚生年金の平均受給額は額面約14万円となっています。

次章で厚生年金の平均受給額について見ていきましょう。