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(初公開日:2024年8月14日)

2024年6月21日、昨今の止まらぬ物価高を受け、その影響が大きいと考えられる年金生活世帯や低所得世帯へ向けた政府の追加給付の検討が公表されました。

これは、物価高から守る「二段構えの対応」のうち、第二段「更なる経済対策」として打ち出されたものです。

【写真1枚目/全6枚】首相官邸ホームページより”物価高から守る「二段構えの対応」”

物価高から守る「二段構えの対応」

出所:首相官邸「岸田内閣総理大臣記者会見」(2024年6月21日)

公的年金額は、2年連続前年よりプラス改定に。しかし年金が多少増えても、それを上回る物価上昇が各世帯の生活に大きな影響を及ぼしているのが現実。これが今回の追加給付金検討の背景にあります。

さて、多くのシニア世帯にとって、年金生活を支える柱となるのは若い頃からコツコツと増やしてきた貯蓄でしょう。一般的な年金受給開始年齢は65歳。今回は、60歳代の貯蓄額や年金受給額など、シニア世代のお金事情を確認していきます。

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