10月は年金支給日！厚生年金と国民年金は平均でいくら？増やす方法3選 NISAやiDeCoの利用も検討しよう

年金の支給日は偶数月の15日となっており、次の支給日は10月15日です。

年金の支給を心待ちにしているシニアの方も多いことでしょう。

若い世代を中心に年金不安が広がっていますが、現在年金を受給されている方がどのくらいの金額を受け取っているのかご存知でしょうか。

今回は、厚生年金と国民年金の平均支給額や、受給額ごとの受給者数について見ていきます。

記事の後半では、将来受け取る年金額を増やす方法を解説しているので、ぜひ参考にしてください。

1. 厚生年金と国民年金の平均支給額

厚生労働省年金局「令和4年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、厚生年金保険（第1号）受給権者の平均年金月額は14万3973円、国民年金は5万6316円です。

男女別に見ると以下のようになっています。

【男性】

【女性】

国民年金の受給額に大きな差はありませんが、厚生年金は男女間で約6万円の差が見られます。

厚生年金は現役時代の収入と加入期間に応じて決まるため、年収が高く加入期間が長い傾向にある男性のほうが受給額が多くなっています。

参考までに、受給額ごとの受給者数も見てみましょう。