2024年10月15日に、8月・9月分の年金が支給されますが、実際に受け取る金額は、みなさんが想像しているより少ないかもしれません。

年金受給額は、所得税や住民税、健康保険料、介護保険料といったさまざまな税金や保険料が天引きされています。そのため支給額が15万円であっても、手取り額は15万円より少なくなります。

この記事では、年金15万円から引かれる税金や保険料の内訳と最終的な手取り額について解説します。

1. 年金から天引きされるものは?

年金から天引きされるものは、主に以下の4つです。

  • 所得税
  • 住民税
  • 介護保険料
  • 国民健康保険料(後期高齢者医療保険料)

毎年誕生月に届く「年金定期便」において、50歳以降に記載される見込み額は、これらの天引きを考慮していないため、注意しましょう。