5. アパート・マンションなどの居住環境や飼育費用が猫を飼うハードルに

同調査では猫を飼う上での阻害要因に関するアンケート調査も実施されました。

「猫を飼いたいと思いながらも現在飼育していない理由」として、以下のような回答ランキング結果(複数回答可)となりました。

  • 1位:集合住宅(アパート・マンションなど一戸建てでないもの)に住んでいて、禁止されているから(32.6%)
  • 2位:世話をするのにお金がかかるから(22.8%)
  • 3位:別れがつらいから(21.5%)
  • 4位:旅行など長期の外出がしづらくなるから(21.3%)
  • 5位:十分に世話ができないから(18.1%)

上記のように、居住環境の事情が理由で飼育できないという理由が3割を超えました。

6. 猫の飼育費用が高まる中、SNSコンテンツは「飼いたいけど飼えない人」にとってありがたい?

同調査では「現在猫を飼育していないものの、今後飼育する意向がある人」について、飼いたいと思ったきっかけもまとめられています。

結果は以下のような回答ランキング結果(複数回答可)となりました。

  • 1位:生活に癒し・安らぎが欲しかったから(47.4%)
  • 2位:過去に飼育経験があり、また飼いたくなったから(27.8%)
  • 3位:愛情をかけて世話をする対象が欲しかったから(15.1%)
  • 4位:ストレス解消、気分転換、リフレッシュしたいから(15.0%)
  • 5位:話し相手や遊び相手として欲しかったから(14.3%)

これを見ると「生活に癒し・安らぎが欲しかったから」が47.4%と、その他の理由に大差をつけて1位となっています。

様々な理由で飼いたいのに飼えない人がいる中、費用や制約なしで手軽に癒しを感じられるSNSでの猫に関する投稿や動画は、注目を集めやすいコンテンツであることがうかがえます。

参考資料

LIMO編集部