10月は年金支給【厚生年金・国民年金】「約46万円・約67万円」支給される夫婦の違いとは？【年金額一覧表】国民年金と厚生年金、2024年度は増額。標準夫婦なら23万483円に

5. 「年金だけ」では老後資金が足りない？今からできる準備

年金は、働き方や収入によってかなり個人差があるのは、これまでの話でなんとなくイメージがついたかもしれません。

たとえば、「自分は年金たくさんもらえそう！」と思っている方でも、毎月の生活費が多ければ、年金だけで足りなくなる可能性もあります。

そこでまず、「自分の理想の老後生活」にはどれくらいお金がかかるのか？をチェックしてみましょう。

たとえば、趣味にどれくらい使うのか、旅行に行きたいのか、それとも家でのんびり過ごすのか。必要な資金は人それぞれですが、しっかり見積もることが大事です。

「年金だけじゃ不安！」って思うなら、足りない分をどう準備するかがポイント。もちろん貯金も大事ですが、資産運用も1つの手段です。

たとえば、NISAやiDeCoも注目されています。これらは税制優遇がある制度で、節税しながら効率よく資産を増やせる可能性があるんです。少ない金額からでも始められるので、「貯金だけだとちょっと心配だな…」という人には向いているでしょう。

もちろん、資産運用にはリスクもありますが、長期でコツコツ積み立てることでリスクを分散できます。

まずは情報を集めて、自分に合った方法で取り入れてみるのもいいかもしれません。

【編集部よりご参考】

参考までに、厚生年金の平均額は額面で14万3973円、国民年金の平均額は額面で5万6316円です。

ただし、実際の受給額は個人差が大きいのが特徴なので、受給額ごとの人数もご紹介します。

厚生年金受給額ごとの人数

国民年金受給額ごとの人数