現在、「2024年度に住民税非課税世帯等に該当した人」に対して10万円給付が実施されています。

さらに岸田総理は6月下旬の記者会見にて、「年金生活世帯」と「低所得者世帯」への追加給付金の検討をしていることを公表しましたが、総裁選によりどうなるのか注目が集まっています。

低所得者世帯を対象とした給付金支援は、2023年・2024年にも実施されていますが、過去に実施された「高齢者向けの給付金支援」は、どのようなものがあるのでしょうか。

本記事では、現在実施・実施予定の給付金支援の概要とともに、過去の高齢者向けの給付金支援について紹介していきます。

過去に実施された給付金の中には、現在も継続して行っているものもあるため、あわせて参考にしてください。

1. 現在実施されている「10万円給付」について

まずは、現在実施されている「10万円給付」の概要から確認していきましょう。

2024年夏頃から実施されている10万円給付は、下記の世帯が支給対象です。

  • 2024年度新たに、住民税非課税となった世帯
  • 2024年度新たに、住民税均等割のみ課税となった世帯

2023年度に実施された「7万円給付」もしくは「10万円給付」の支給対象者は、今回の支給の対象外となっています。

これには、未申請者・受給辞退者も含まれているため、留意しておきましょう。

10万円給付の申請はすでに各自治体でスタートしており、申請締め切りを「9月」「10月」に設定しているところが多いため、該当世帯は注意が必要です。