2.2 年金面でのメリット
社会保険に加入することで、医療面だけでなく将来受け取れる年金が増えるというメリットもあります。
社会保険(厚生年金保険)に加入すると、老後に受け取る年金が「国民年金」に加えて「厚生年金」も受け取れるようになります。
将来受け取る年金が「国民年金のみか」「国民年金と厚生年金の両方を受け取れるか」で、老後の収入が大きく変わります。
厚生労働省年金局の「令和4年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、「国民年金のみか」「国民年金と厚生年金の両方を受け取れるか」それぞれの平均月額は下記のとおりです。
- 国民年金のみ受給の場合の平均月額:5万6316円
- 国民年金と厚生年金の両方受給の場合の平均月額:14万3973円
上記からも分かるように、厚生年金の有無によって受け取れる年金が約3倍も変わってくるのです。
「老後2000万円問題」が大きな話題となっている近年では、老後に不安を感じている人も多いのではないでしょうか。
公的年金は老後の収入源の柱ともなり得るため、社会保険に加入して老後の収入をアップさせられるのは、大きなメリットと言えるでしょう。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
元銀行員/一種外務員資格(証券外務員一種)/LIMOマネー編集部金融ライター
一種外務員資格(証券外務員一種)。大学卒業後、株式会社三菱UFJ銀行にて後方事務や法人営業部門のアシスタント事務を経験。その後、三井住友信託銀行に転職し、資産運用アドバイザー業務に約10年間従事。
15年以上にわたり金融機関に在籍し、現役世代からシニア層、富裕層まで延べ1000名以上の個人顧客に対し、資産運用コンサルティングや承継対策を提案。表彰歴多数。現在は、株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア『LIMO(リーモ)』、専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』にて企画・執筆・編集・監修を幅広く担当。
15年以上の金融機関キャリアに加え、自身も20年以上の投資経験(投資信託・株式・FX・金など)を持つ。金融のプロ・現役投資家・生活者(出産・育児経験)の3つの視点から、年金制度の仕組み、社会保障、NISAや住宅ローン、相続まで分かりやすく解説。Yahoo!ニュース経済カテゴリでアクセスランキング1位を多数獲得。【2026年6月29日更新】