2. 観葉植物の生育状況でよくあるお悩みQ&A

2.1  Q1:観葉植物が大きくなり過ぎたときはどうすればよい?

【写真2枚目/全8枚】大きくなりすぎないようにこまめな剪定がおすすめです

大きく育った観葉植物

Andrew Angelov/shutterstock.com

A1:根を切って元の鉢に植え替えたあと、枝を剪定します。

植木鉢から株を抜き出し、根鉢の下部と側面を軽く切り落とした後、元の鉢に植え直します。伸び過ぎた枝を切り戻して、全体のバランスをコンパクトに整えましょう。

また、普段からこまめに剪定して、肥料の量を少なめにします。

2.2 Q2:植物がヒョロヒョロと間延びしてしまったのはなぜ?

A2:植物が間延びするのは、光が不足しているサインです。

日当たりのよい場所を好む植物は、光が十分に当たる場所に移動させましょう。自然光が入らないところでは、植物育成ライトを使用する方法もあります。

間延びした部分を切り戻して、脇芽の成長を促進させるのもオススメです。

2.3 Q3:植え替えが必要なタイミングは?

【写真3枚目/全8枚】観葉植物の植え替えはひと回り大きな鉢に!

観葉植物の植え替え作業

LightField Studios/shutterstock.com

A3:根が鉢の底から出てきたり、土が乾きやすくなったりしたときが目安です。

何年も植え替えしないと、鉢全体に根が伸びて根詰まりを起こします。水を与えても吸水性が悪くなったり、逆にすぐに鉢底から染み出たりするときは根詰まりのサイン。

枯れた根や腐った根と土を落として、一回り大きな鉢に植え替えましょう。

2.4 Q4:室内の観葉植物にも害虫が発生、その対応策は?

A4:風通しをよくしてこまめなチェックを心がけましょう。

室内でもハダニやカイガラムシなどの被害にあうことがあります。風通しのよい場所に置き、葉の裏や茎をこまめにチェックして、発見しだい粘着テープなどで取り除きましょう。

大量発生したときは薬剤を使用しますが、その際は屋外で散布するように。ハダニは葉水をかけて湿り気を与えることで予防できます。