2024(令和6)年10月15日に次回の公的年金が支給されます。
年金を受給している方は、自分の受給額だけでなく一般的な受給額の相場も気になっていないでしょうか。
今回は、厚生労働省の資料を参考にしながら、厚生年金と国民年金の平均受給額を1歳刻みで解説します。
一般的な受給額を知る際の参考にしてみてください。
1. 厚生年金の受給額
厚生労働省年金局の「令和4年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」を見れば、年金に関する一般的なデータを知ることができます。
令和4年度における厚生年金の受給額は以下のとおりでした。
- 60歳:9万4853円
- 61歳:9万1675円
- 62歳:6万1942円
- 63歳:6万4514円
- 64歳:7万9536円
- 65歳:14万3504円
- 66歳:14万6891円
- 67歳:14万5757円
- 68歳:14万3898円
- 69歳:14万1881円
- 70歳:14万1350円
- 71歳:14万212円
- 72歳:14万2013円
- 73歳:14万5203円
- 74歳:14万4865円
- 75歳:14万4523円
- 76歳:14万4407円
- 77歳:14万6518円
- 78歳:14万7166円
- 79歳:14万8877円
- 80歳:15万1109円
- 81歳:15万3337円
- 82歳:15万5885円
- 83歳:15万7324円
- 84歳:15万8939円
- 85歳:15万9289円
- 86歳:15万9900円
- 87歳:16万732円
- 88歳:16万535円
- 89歳:15万9453円
- 90歳以上:15万8753円
俯瞰すると、年齢が上がるほど厚生年金の平均額が増えています。
厚生年金は、加入期間が長いほど、そして納める保険料が増えるほど受給額が増える仕組みです。
昨今は65歳以降に働く人が増えている点も、高齢になるほど受給額が増えている要因かもしれません。
次の章では、国民年金の受給額を解説していきます。