新NISAがはじまりもうすぐ1年。
「来年から新NISAをはじめてみたい」と考える方もいるでしょう。
NISAは運用益に対する税金が非課税となる制度ですが、一方で投資にはリスクがあります。
今年は2024年8月5日に日経平均株価が4451円安を記録したこともあり、新NISAで投資をはじめようと考える方の中には株価の下落や暴落時にどうしたらいいのか不安に思われる方もいるでしょう。
今回は株価の暴落時の行動について株式会社オカネコを運営する株式会社400Fがおこなったアンケート結果をもとに確認しながら、積立投資で暴落相場に巻き込まれたときの心構えや注意点について解説します。
1. 【新NISA】年間投資枠の上限はいくら?
まずは新NISA制度について確認しましょう。
2024(令和6)年から始まった新NISAは最大1800万円(うち成長投資枠は1200万円まで)を無期限で非課税で運用できる制度です。
1.1 新NISA「成長投資枠」
- 年間投資上限額:240万円
- 非課税保有期間:無期限
- 投資対象商品:上場株式・投資信託など
1.2 新NISA「つみたて投資枠」
- 年間投資上限額:120万円
- 非課税保有期間:無期限
- 投資対象商品:投資信託やETF
非課税保有限度額(総枠):1800万円(うち成長投資枠1200万円)※枠の再利用が可能
上記の通り、年間投資上限額は成長投資枠で240万円、つみたて投資枠で120万円であり、成長投資枠とつみたて投資枠は併用が可能です。
つみたて投資枠の場合は、毎月一定額を積み立てていく積立投資で、基本的に長期間かけて運用を行います。ただし、長期間運用している中では、株価が暴落する場合もあるでしょう。