2. 【新NISA】暴落が起きたときの行動とは

株式会社オカネコを運営する株式会社400F全国の『オカネコ』ユーザーの男女534人を対象に行った「オカネコ 市場急変に伴う個人投資家の意識調査」によると、2024年8月5日の暴落を受けても、多くの投資家が冷静に対処している様子が見て取れます。

「2024年からスタートした新NISAを実施している」と回答した人へ「2024年8月5日(月)から市場急変が続いていますが、どのような行動をとりましたか」という質問をしたところ、以下のような回答となりました。

  • 何もしなかった:52.3%
  • 情報収集している:19.6%
  • 運用額を増やした:25.1%
  • 運用額を減らした:2.6%
  • 運用額をやめた:0.4%

※『オカネコ 市場急変に伴う個人投資家の意識調査』『家計診断・相談サービス「オカネコ」調べ

【写真全4枚中1枚目】市場の急落でどのような行動をとったかのアンケート結果。2枚目以降、長期投資の運用成果について解説

市場の急落でどのような行動をとったかのアンケート結果

出所:株式会社400F「【オカネコ 市場急変に伴う個人投資家の意識調査】75.4%の個人投資家が状況を静観新NISA実施者も52.3%が何もせず、25.1%が運用額増へ」

新たな売買を行わなかった方の合計は71.9%となり、慌てずに様子を見るスタンスを採用した人が多い結果となりました。

運用額を増やしたと回答した人は25.1%で約4人に1人の割合です。

なお、調査対象者の中で資産運用をしており、「何もしなかった」「情報収集している」人の中で、そのような判断を下した理由として最も多かった回答は「長期運用を考えており、市場の一時的な下落に関して何も思わないから」で50.6%でした。

次いで「市場の動向を見たいから」が30.4%となっています。