2. 住宅ローン減税を受けた人は恩恵が少なくなるの?
住宅ローン減税(控除)とは、一定の条件下のもとで住宅ローンを利用した場合に、所得税の控除を受けられる制度です。
最大13年間、各年末の住宅ローン残高の0.7%を所得税額等から控除でき、所得税から控除しきれない場合は、翌年の住民税から控除されます。
このように住宅ローン減税は、所得税の減税効果が大きいゆえに、「住宅ローン減税を受けた人は、定額減税の恩恵が少なくなるのでは」と疑問視する声もあがっています。
結論からお伝えすると、住宅ローン減税を受けた人も、他の人と変わりなく定額減税の恩恵を受けられます。
定額減税は、住宅ローン減税が適用された後の税額に対して控除される仕組みとなっているため、住宅ローン減税の有無によって定額減税の恩恵が少なくなることはありません。
反対に、定額減税の影響によって住宅ローンの控除額が減ることもありません。
住宅ローン減税適用後の「令和6年分の所得税額」または「令和6年度分の住民税額」が、定額減税額を下回った場合、その差額は給付金として支給される予定です。
給付金の対応方法は自治体によって異なるため、住宅ローン減税を受けている方は、お住まいの自治体のホームページで確認することをおすすめします。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集部記者/編集者/元公務員
ニ種外務員資格(証券外務員ニ種)保有。小学校教諭一種免許、幼稚園教諭一種免許、特別支援学校一種免許取得。
京都教育大学卒業。株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部において、厚生労働省管轄の公的年金制度や貯蓄、社会保障、退職金など、金融の情報を中心に執筆中。大学卒業後は教育関連企業での営業職を経て、2010年に地方自治体の公務員として入職。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務に従事した。主に国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担う。特に退職に伴う年金や保険の切り替えでは、手続きがもれることで不利益を被ることがないよう丁寧な窓口対応を心がけた。その後、保険代理店にてパートとしてマーケティング業務に従事。保険料比較サイトの立ち上げに参加した。乗合保険会社の商品ページだけでなく、保険の知識を普及するためのページ作成にも参加。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも記事を執筆している。京都府出身、滋賀県在住。(2026年6月26日更新)