3.1 【介護保険料】
練馬区の「令和6年度~令和8年度の所得段階別の保険料」より、8万5680円となります。
3.2 【後期高齢者医療保険料】
後期高齢者医療保険料は、東京都後期高齢者医療広域連合の保険料試算用シートを参考に試算した結果、年額1万4100円となりました。
3.3 【シミュレーションのまとめ】
年金月額14万円の75歳男性が納める社会保険料は、介護保険料が年額8万5680円、後期高齢者医療保険料が年額1万4100円という結果になりました。
それぞれを月額に換算すると、介護保険料が7140円、後期高齢者医療保険料が1175円で、毎月負担する社会保険料は、合計で8315円になります。
4. まとめにかえて
厚生年金からは社会保険料や税金が天引きされるため、手取り額は少なくなるのが一般的です。それぞれいくら引かれるのかは、年金振込通知書に記載されていますので確認してみましょう。
なお、「ねんきんネット」の登録をすると、年金振込通知書など各通知書が自宅のパソコンから閲覧可能です。年金振込通知書を紛失してしまった方などお手元にない方は、登録すると確認できます。
参考資料
- 厚生労働省年金局「令和4年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
- 日本年金機構「年金振込通知書」
- 日本年金機構「年金から介護保険料・国民健康保険料(税)・後期高齢者医療保険料・住民税を特別徴収されるのはどのような人ですか。」
- 国税庁「高齢者と税(年金と税)」
- 東京都後期高齢者医療広域連合公式ウェブサイト「保険料試算用シート(令和6年度分)」
木内 菜穂子